第3回 身体症状症(しんたいしょうじょうしょう)について

多くの方には聞きなれない症状名、疾患名だと思います。
ただ、この症状で困られている方は大変多いのです。

どのような病気なのでしょうか?
身体症状症は患者さんの自覚症状に見合う身体的異常や検査結果がないにもかかわらず、痛みや吐き気、めまいや頭痛、体のしびれなど、様々な身体の不調症状が長い期間にわたって続く疾患です。症状は体のさまざまな場所に生じ、しばしば変化します。患者さんの中には、症状を身体的に説明する原因がないということが受け入れられず、医療機関を転々としてしまい、精神科受診に至るまでかなりの時間がかかってしまう方もいらっしゃいます。また、多くの患者さんは、そうした身体症状のために仕事、学校や家庭などにおける日常生活に支障が出ています。

第2回 不安について:不安障害(不安症)

多くの方が様々な不安を抱えています。

不安を感じない人など、おられません。

本来、不安を感じること自体は異常ではなく適応的な感情です。

不安を感じるからこそ、人はミスやアクシデント、危険性を避けるよう注意します。

不安があるからこそ、人は努力し、多くの事を達成していくともいえるでしょう。

しかし、その不安が高まり過ぎて、日常生活(学校や職場、家庭生活等)に支障を来してしまうと、適応的とはいえなくなります。その程度が重くなれば、治療が望ましくなってきます。

第1回「うつ」について:うつといっても実は色々あります。

当院のコラムでは、症状、疾患、治療方法に加え、メンタルヘルス関連の様々なトピックを随時取り上げてまいりたいと思います。

第1回目は、「うつ」についてです。

「うつ」は、精神科、心療内科を受診される一番多い理由、訴えになるのではないでしょうか。