第7回 うつとアルコール使用関連障害

うつ病とアルコール依存症は高率に合併することが知られています。

うつ状態の辛さを和らげるために、アルコールは一時的に有効です。

しかしながら、その効果は酔っている間だけのものであり、日常生活におけるコンディションは改善させないどころか、悪化させます。

また、寝つけない、という事をきっかけに飲酒量が増加することも多いでしょうが、酔いが醒めてくると、反跳性の覚醒(深酔いが覚める過程で目が覚める状態)を起こします。

第6回 アルコール使用関連障害

アルコール依存症というと、どうしても、患者様にとって受け入れがたい診断名となります。
精神科領域でも従来対応してきた患者様は入院治療を要するような本当の重症者でしたし、重症化して初めて医療を受ける方が多かったのも事実です。
しかし、どの疾患であっても、早期発見早期治療が最も大切です。
軽症の方、疾患の入り口に立っている方にこそ、治療を提供することが、より効率的かつ効果的なのです。